はじめに
皆さんこんにちは!
行政書士の足立です。
以前の記事『古物商許可を取得するメリットとは?』で古物市場に参加することが出来るのがメリットであることを説明しました。
ということで今回は古物市場について詳しく説明をしていきます。
古物商許可を取得しようと考えている皆さまは是非参考にして下さい。
ではどうぞ!
古物市場とは
まずはじめに古物市場について説明をします。
古物市場とは警察から許可を受けた古物市場主が主催する、古物商同士が売買をする場所のことを言います。
古物商許可を取得するメリットとは?でも説明をしましたが古物商の許可を得ていない方は参加することが出来ません。
古物市場では一般に出回っている品物と比べるとかなり安い金額で売買をされていますので、安く仕入れたい方は是非参加をするべきです。
では次に古物市場に参加することのメリットとデメリットについて紹介します。
古物市場のメリット
古物市場に参加することのメリットはこの2点です。
・古物を安く仕入れることが出来る
・仕入れルートの安定性
古物を安く仕入れることが出来る
古物市場では、一般的な市場と比べて安い金額で取引がされています。
さらに、原則的に参加者はすべて古物商になるので、大量に古物を仕入れることが出来ます。
仕入れルートの安定性
古物市場は定期的に開催されるので、仕入れが安定するのも大きなメリットです。
古物商を営んでいる方なら分かると思いますが、一般の方が古物を毎日売りにくるということは中々無いです。
したがって古物市場に参加することで、仕入れが安定することは間違いないです。
メリットについて紹介してところでデメリットについても紹介します。
古物市場のデメリット
古物市場のデメリットは以下の3点です。
・参加するのに費用がかかる
・参加条件がある
・損をする可能性もある
参加するのに費用がかかる
古物市場すべてでは無いですが、参加費用が必要な場合があります。
参加費用は市場ごとに違いますが、おおよそ2000円~4000円程度でしょう。
参加条件がある
古物市場を主宰する、主催者が参加条件を設けている場合があります。
参加条件は『他の古物商からの紹介』『業歴』などです。
いざ参加しようと意気込んでも、『参加できなかった』なんてことも稀にあるので、参加前に条件があるか確認をしましょう。
損をする可能性がある
古物市場のほとんどがオークション形式です。
オークションでは慣れていないと適正な価格なのか分からなくなることもあります。
最初の参加するときは、慣れている方に教えてもらうか、慣れるまでしばらく見学しているのが良いかと思います。
最後に
簡単ではありますが古物商に参加するメリットとデメリットについて紹介しました。
古物商に参加しないとダメということはもちろん無いですが、古物商許可を取得した以上一度は参加してみてはいかがでしょうか?
またこれから古物商許可を取得したいと考えている方の、背中を押せたらと思います。
ありがとうございました。